六淫による発病の特徴「単独或いは複数で人体に侵入する」

風邪は春に多くみられます。

「四季みな風あり」と言われ、どの季節にも発生し、他の外邪を動かし複合して風寒、風熱、風湿、風燥などになり人体を侵します。この事から「風は百病の長」、「風は六淫の首」と言い表されます。

他の六淫の邪も単独ではなく、しばしば複合したり、複数で人体を攻撃してきます。