病因論「外因総論」

病因論「外因総論」

六淫による発病の特徴「季節・居住地・環境と環境する」

六気が六淫に転化する原因は「六気の過剰」が最も多く、六淫が発生しやすいのは六気が主気となっている季節です。

したがって、風邪は春に多く、暑邪は夏、湿邪は長夏、燥邪は秋、寒邪は冬に多くなります。

また方位にも関係あり、東方に風邪、南方に暑邪、中央では湿邪、西方では燥邪、北方では寒邪が多く発生しやすくなります。