病因論「外因総論」

病因論「外因総論」

概念

外因とは、自然界の気候の変化により発病原因となる「風・寒・湿・暑・燥・火」の六種の気の事を言います。

通常は六気とも呼びますが、病を引き起こす邪気に転じた場合は「六淫」または「外邪」と呼びます。

六気が六淫に転じる原因には過剰や不足、季節との不相応があげられます。しかし最も重要なのは人体の正常な適応力や抵抗力が衰えてしまっている事です。