東洋医学的人体論 脾と肺「水液の運行」

東洋医学的人体論 脾と肺「水液の運行」

水液の運行

①肺は宣発粛降を主り、水道を通暢する
②脾は(水液)を主り、昇清を主る

脾は水穀から吸収した水液を宣発粛降・通暢水道作用で全身に散布します。

脾の運化失調により水湿が停滞するとそれが上逆して肺を犯し、宣散粛降作用が失調します。

このことから「脾は生痰の源、肺は貯痰の器」といわれます。